駆除の対象となる蚊(カ)で日本でよく見られる種類は、アカイエカとヒトスジシマカの2種類です。
アカイエカは、幼虫(ボウフラ)の時期は水たまりの中にいます。人家の周囲に水の入ったバケツのようなものがあると、そこに蚊が卵を産み付け、卵からかえったボウフラが成長していきます。
たとえバケツなどがなくても、側溝や下水溝などの溝(みぞ)に水がたまっている部分があれば、ボウフラが発生するため、完全にアカイエカを駆除するのは困難です。
ボウフラが成長して蚊の成虫になると、家屋に侵入してきて、おもに夜間に人を刺して血を吸います。このときに、蚊の唾液(だ液)が人の体内に注入され、唾液の中の物質に対してアレルギー反応が起こり、かゆみが発生するのです。
また、アカイエカは活動範囲が広いのが特徴で、数百メートルから数キロメートルもの距離を移動するといわれ、このことも効果的な駆除を難しくしている原因です。

